14年目へ

貴之

2024.3.12


おはようございます。

2~12度気温の高まりとともに花粉症の方に

大ダメージが出ている気仙沼です。

車も黄色い斑点が・・・・

 

さて昨日は東日本大震災から13年目の日となりました。

14時46分のサイレンの際には工場内作業を止め黙とうを捧げました。

つくづく思うのが平時は市内くらいの人間関係を感じるのが関の山ですが、

震災という大災害を受けた際もちろん家族や親せきの力強さ、お隣さんや

地区のなかまの暖かさを一層感じるとともに、弊社で言えば電装業の仲間の

支援や昔からつながりのある方からの思いもかけない言葉などが

距離や状況を超えて支えてくれる心強さ、あきらめるなよという叱咤の大きさに

いまだに胸が熱くなります。

 

「令和6年能登地震」には弊社としての義援金はもちろん

弊社所属の日本船舶電装協会としての支援にも参加しております。

同業者はもちろん被災された方々に少しでも立ち上がる気力やモチベーションの

一助になればと思います。

 

テレビでは陸前高田市やここ気仙沼市、雄勝町のそれぞれの復興の仕方による

いいところと悪いところの検証に近いことをやっていました。

震災初期、短期、中期、長期で視点が変わるので短期では良いとしても

長期で見るとデメリットが大きかったということもあるようです。

そういったノウハウを蓄積し地方の一地区に残すのではなく

県や国といった全国で次に来る災害の際に苦しむ人が

一人でも少なく、復興までの時間を短縮し、自分を殺し耐える日本人気質を

少しでも軽くできるようにしてもらいたいものです。

 

なぜ今だに仮設住宅の建設にとんでもない時間がかかるのか?

海からの避難ができない、道路からもなかなか物資を届けられない

届けても整理もできない、医療従事者に負担がかかるなど東日本大震災、熊本大地震

阪神淡路大震災などで何度も同じことを繰り返している気がします。

とてつもなくデカい予備費や予算を見ている割に予防、対応策などが

お粗末に感じるのは私の不勉強だけではないと思うのですが・・・・

口だけの防災大国など被災者からすればどの口が言うのだと思うばかり・・・・

 

自社もですがみらい造船でも

労災防止協議会では避難経路の周知などの話題も出ております。

災害は避けてはくれませんし、タイミングも人間に合わせてくれません

常日頃からの意識する回数を増やし、少しでも脳の片隅においておけるように

努力することが必要と考えます。

 

自分を守れるのは自分だけ。

 

今日も頑張っていきましょう

ご安全に