発電機トラブルの多発する2024年

貴之

2024.4.13


おはようございます。

昨日バタバタ帰社し、社内会議や発電機トラブルの追加対応なども含め

ブログ更新ができませんでした。

一番の原因は新幹線内で更新しようとしたのですがマウスどっかでなくしたせいですね・・・

今日にでも出張用のものを買うつもり。

気温は8~18度と高く、晴天のようです。

急にあったかい春になりそうですが・・・少し落ち着いてくれるといいなぁ

 

今日は予定では発電機トラブル対応で陸揚げされた発電機の分解し

巻き替え工場への搬送でしたが、入港が早まり昨日中にその作業は完了しておりました。

なので見積もりと電気工事組合の総会資料をメインに進めるつもりです。

 

何度も記載しているのですが、

発電機焼損などあった後に、どんなことで壊れるのか・何年目での焼損は他の船に比べ早いのではとか

速く巻き替えられないか、安くできないかなどが常に言われます。

基本的に通常陸揚げや巻き上げ、バラシ、点検から始まり、各関連メーカーへ搬送

作業し、調整やニス上げなどを行い船内搬入の上一発勝負の発電を行うのが通常です。

1.5カ月~2カ月程度かかります。費用も新品購入のほうが安いです。

(新品は価格は比較すると安いですが納期が5~6カ月くらいかかると思いますが、

今どうでしょうか、確認中です)

しかも発電試験装置は通常どの地区にもなく発電機メーカーへの持ち込み(群馬)で

行うことになるため、やらない場合がほとんど。

これほど手間やリスクを負っているため基本今の価格でも安いくらいではと思います。

ただ整備に基本的にそれ程費用が掛からない発電機。

焼損などの故障での金額を見ると例年整備と比較し目立つため異様に高く感じるのではないでしょうか?

他の主機関や発電機エンジン側のように法律で整備が義務づけられているものに30年程度

かけた費用に比べたら微々たるものではと常に思います。

(整備費用などは船主様からの話のイメージしかありませんので

誤解でしたらすいません、謝罪いたします)

なので30年程度乗ることを前提とするならば15年で新品と交換することが

計画的・相対的に安価にできるリスク対策ではと思います。

ちなみに発電機2台あるとしても同時期搭載ですのでリスクは同じです。

 

以前痛い目をみた発電機トラブルについて、ついつい船主様にせよ担当業者様にせよ

厳しい話をきっちりすることが癖になっております。申し訳ありません。

ただ発電機は船の最重要装置です。安全・操業・運航の基礎であり要です。

船の安全を守る作業をする当社としては安易な対応はできないという

立場にあることをご理解いただけますと幸いです。

 

昨年末から今現在まで発電機トラブルが多い年です

これから湿度が高い時期になります

本当にご注意を。

 

今日も頑張っていきましょう

ご安全に