春の嵐なのか雷突風?

貴之

2023.4.8


おはようございます

しとしとと続く雨の気仙沼、梅雨にはまだ早いと思いますが

こういった季節は船舶電装としては機器の絶縁が悪くなるので好きではありません…

恵みの雨ではあると思いますが。

 

せっかく満開になった枝垂桜も来週までもつのかなぁといった気候。

北海道や北のほうでは雪なども降る荒れた天気、気仙沼あたりは突風と雷に注意のようです。

 

季節の変わり目は荒れ気味で、新しい環境に馴染むのと一緒に気候にも

馴染まないといけないのは結構大変だった気がします。(花粉症の方には恵みの雨?)

 

風と雨は怪我や事故につながりやすいものですので朝礼でも

注意喚起をしたいと思います。

 

注意喚起といえば先日の大事故に対し、弊社でも何か対応可能なことは無いかと検討し

スマホと連動させる海中転落に関する装置(以前写真で添付)を2台買ってみました。

社内で実験をしてみつつ、社員に使ってみてもらうつもりです。

あくまで対処策なので最重要なのは転落しないような環境と思いますし

作業される方の安全作業かとおもいます。

 

本日も環境悪いと思いますがご安全に!

頑張っていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうでもよい昨日から続くながいながい追記)

結局無茶な金額でやれとのお達しで、弊社としては

物品を支給しないことにしました。(工事費すら賄えるかどうかなので)

 

今回ケーブル手配いただいた方に謝罪し、無理を言って工事先など検討いただき、

送料その他は弊社負担の上お返しさせていただくことになりました。

今回の件の始まりはあまりに内容に具体性がなく、金額の指示も施工方法も

同様であり、工期も当初2週間程度からスタートでした。

そのため工事担当業者で某漁業団体の資料をもとに計画を進めるしか手がなかったのです。

質問してもだれもかれも自分のことのような返答がない。

業者間で仕方なく計画を進めると船主様方からの要望がおおく、工事費が膨らむ一方。

最後には費用は飲めないと・・・・

説明しても受け入れられず、しまいにはほかの地区から来て仕事を奪われるぞなど話も出・・・

しかたがないので、この内容であればもちろん最短で、工事を圧縮簡素とし、

価格のみにフォーカスし、施工責任も部品も調整、試験も除外しておりますので

もちろん弊社では事後何があろうとも補償はできかねます。

それくらい費用を削られましたので。船に適合しない支給部材が来て

検査官等に指摘を受けても弊社としては某漁業団体と船主様支給のものとして

対応するつもりです。

 

昨日も記載しましたが

話の流れも考えず「価格」のみでしか見れないのであれば、過剰な要望やその後のサービス、新機開発製品は望むべきではありませんし、

気仙沼港で現在は済ませられるすべての分野のメンテナンスも、こういったことがまかり通るのであれば

いずれ後進が育たず、櫛の歯が欠けたように業者がいなくなり、他地区と同様に船主様方の首を自らの手で絞めることになるでしょう。

船主様経営が厳しいのと同様に関連業者も同じく厳しい状況であり、自分だけが厳しいから他をたたいて利益を出す

といった考え方はこの業界の後退につながると私は考えます。

この装置も弊社が売り込んだものでも、現状どうしても使用しなければならないものではないもののようです。

(現に他船では船内環境の安全監視の一環として装備されている船もありますが)

もちろん弊社開発品に関してもアプローチする相手は選びますので。

昨日も書きましたが、尊敬すべき造船所、漁船、企業、経営者様、船員様には今後も全力で向き合っていくつもりです。

今回の件を私は反面教師とし、お客様方と向き合っていきたいと思います。

(間違ったほうに進みそうになった場合はご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。)