おはようございます。

今日は予報だと雨が降っているようですが、実際は曇りのようです

気温も５～１５度と昨日と同じくらいのようです。

無事に昨日は午前中にフライ旗を造船所様にお渡しができほっとしたのもつかの間、

複数船のトラブルや打合せ、図面確認など、

あと東北舶用工業会青年部でお世話になっているM社長様からの

電動機の中古など無いかとの問い合わせもあり、弊社保有のものが偶然一致

整備など指示をバタバタ調整しておりました。

無事整備し次第お渡しする運びになりホッとしております。

はなしは変わってこのブログを読んでおられるのは

ほぼ船関連の方だと思いますので今更ですが、

船の整備のくくりって結構面白いと思っております。

気仙沼湾には現在多くの船が停船しており、順次整備を進めております。

同じ船主様の保有されている船でもいろいろな経緯などがあり

結構整備される業者様のメンバーが変わります。

1隻1隻それぞれ所掌する範囲を責任もって整備しており、

所掌外の船に関してはたとえ隣に停泊している船だとしても

内容はわかりませんし、もちろんトラブルもわかりません。

特に修理は個性（社風）がでるのでどのような点を整備するのか、

保護対策、特殊な改造をするかなどデーターがないと調査に時間がかかります。

なのでかかりつけの整備業者様が大切なのです。

石川電装は震災後も幸運とお客様に恵まれ

なんとか以前の規模を保ってきておりますし、これからもそうありたいと思います。

そして弊社が担当させてもらっている船に関し真摯に取り組み

注意された点や失敗に関し反省し、それを糧としていきたいと思います。

近年続発している発電機の損傷に関して

石川電装では船主オーダー無くても調査し提案し

弊社装置も含め洋上でのトラブルを削減すべく動いております。

発電機は船の心臓でありながら整備箇所が少なく、故障した際は致命的になり

巻き替えなどの整備に少なくとも通常は2カ月くらいはかかるものです。

なので１５年程度での計画性を持った交換、ベアリングの定期的な交換

EFF力率改善装置などを利用した発電機ダメージの軽減策をとることを

提案していますが。

発電機の交換は費用が掛かるということであまりしたことは無いのが実情。

ちなみに発電機ですが新品は前に聞いた話だと５カ月以上かかるはずです・・・

巻き替えの場合などは2カ月と短いですが価格は新品とは比べ物にならないくらいかかりますし

トラブルは災害同様いつ起こるかわかりません。船を戻す費用などもかかりますし。

なので計画的な交換のほうが費用の経営計画への組み込み容易と考えます

（費用はそれなりなので計画が必要とおもいますが）

そんなコンナも考えつつ

今日も所掌外船のトラブルと、所掌船の調整などと見積もり、

造船所様との打ち合わせもあるので頑張っていきましょう

ご安全に